窓のガタつきの原因は?自分で改善できる?

窓のガタつきの原因は? 自分で改善できる? 窓を開け閉めするときにガタついたり、開け閉めがしにくかったりすると窓の使い勝手が悪くなって困りますよね。窓がガタつくのには、どのような原因が考えられるのでしょうか?
今回の記事では、窓のガタつきの原因とともに、自分で直すための対処方法もご紹介します。窓がガタついて困っている! という方はぜひ一度お試し下さいね。


窓のガタつきが気になる! 原因はなに?

窓を開け閉めするときスムーズに動かなかったり、ガタガタとうるさい音がしたりする窓のガタつきは、次のような原因で発生するといわれています。

窓の「戸車」がゆるんでいる

窓の下部には、開閉をスムーズにするため「戸車」という部品がついています。 この戸車のネジが緩むと、高さが変化してバランスを崩し、ガタつくようになるのです。

レールなどにホコリやごみが溜まっている

窓のレールや戸車などにホコリやごみなどの異物が溜まっていると、開け閉めの際にスムーズに動かせなくなることがあります。

窓枠の歪み

地震や経年などによる劣化のため窓枠が歪むと、窓がうまくはまらず、ガタつきが発生してしまいます。

これら3つの原因のうち、レールに異物が溜まっている場合や、戸車のネジの緩みについては自分で対処することができます。ただし、窓枠が歪んでしまった場合はリフォームで修理、もしくは交換するしかありません。


窓のガタつきを直す対処法は?

音がうるさいだけでなく、すきま風が発生することもある窓のガタつきを直すには、どうすればよいのでしょうか?
レールにほこりなどが溜まっていて窓がガタつく場合は、ていねいに掃除をするとガタつきが直る場合が多いです。窓枠から窓を外して、窓枠のレールや戸車を隅々まで掃除してみてください。

窓の下にある「戸車」が原因の場合は、戸車の調整ネジを締めたり、ゆるめたりすれば調整できます。調整する際は、まず窓全体をチェックして、上下のどちらにすきまがあるのかを見つけましょう。
上にすきまが空いている場合は、戸車の調整ネジを時計回り(右)に回して窓を下げ、水平にします。下にすきまがある場合は調整ネジを反時計回り(左)に回し、窓を下げます。

ちなみに、戸車は窓の下部の左右にありますが、基本的には引き手側の戸車を調整するようにしましょう。鍵がついているほうの戸車をヘタに動かしてしまうと、鍵が噛み合わなくなったりすることがあるからです。

また、戸車を調整する際はネジを外してしまわないようにしましょう。ネジがなくなると窓の故障につながる恐れもありますので、注意してくださいね。


窓のガタつきが直らないときは、業者へ相談を


戸車の位置や調整方法は、窓のメーカーや製品ごとに細かく違っています。調整の際は窓の説明書をよく読んでから作業に入りましょう。また、窓の取り外しはできれば2人以上で作業をおこなうことをおすすめします。ひとりで無理に作業すると、窓の破損につながる恐れがあるからです。

今回ご紹介した方法を試してもガタつきが直らない場合は、窓の専門業者さんへお願いして詳しくみてもらいましょう。プロの技術で見事にガタつきを解消してくれますし、交換や修理が必要な場合も相談に乗ってもらえますよ。


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