窓の水垢はどうしてできる?落とし方は?
目次
窓ガラスが白く曇ったようになる原因には、汚れが付着している場合と、水垢がついている場合があります。汚れだけであれば掃除をすれば簡単にきれいになりますが、水垢の場合は落とし方にコツが必要です。
そこで今回は、窓にできる水垢の原因や落とし方をご紹介します。
窓ガラスにつく水垢! 水垢がつく原因は?
窓ガラスに水垢がつく原因のひとつとして、「水に含まれるミネラル分」が挙げられます。
水道水の中にはカルシウムなどの微量のミネラル分が含まれており、水分がガラスに付着したまま時間が経過すると、このミネラル分だけが結晶化してアルカリ性の水垢になるのです。
例えば窓を掃除した際に水道水を使用していて、なおかつ乾拭きせず自然乾燥させた場合には、水垢となって残りやすいでしょう。
また、窓の水垢ではもう一つの原因が考えられます。雨水と砂や花粉・ほこり・排気ガスなどが合わさってできる水垢です。これは窓の外側で発生する水垢の原因のほとんどを占めています。
雨水や汚れによってできた水垢は酸性のため、窓の内側の水垢とは異なる方法で落とすのが効果的です。
窓の水垢はどうやって落とせばいい?
窓の水垢には大きく分けて「アルカリ性」「酸性」の2種類があることがわかりました。
さっそく、それぞれを効率的に落とす方法をチェックしてみましょう。
窓の内側につく水垢(アルカリ性)の落とし方
水道水が原因で付着する水垢はアルカリ性の性質があります。そのため、酸性の溶液を使って落とすのが効果的です。<用意するもの>
・クエン酸や酢、レモン汁
・水
・スプレーボトル
・スポンジ
・キッチンペーパー
・ぞうきん数枚
クエン酸を使用する場合は小さじ1に対し水を100~200ml加えて薄めます。
酢やレモン汁を使用する場合は、2~3倍の量の水で薄めましょう。
スプレーボトルに入れれば準備完了です。
<手順>
1. 水垢部分に酸性スプレーを吹きかける
2. キッチンペーパーでパックをするように貼り付け、30分~1時間ほど置く
3. スポンジでこする
4. 水で濡らしたぞうきんでふき取り、乾いたぞうきんで乾拭きして仕上げる
1~4をおこなっても水垢が取れない場合は、メラミンスポンジや鏡のウロコ取りスポンジなどでこすってみましょう。どちらも100円均一で手に入れられます。
窓の外側につく水垢(酸性)の落とし方
窓の外側につく水垢は酸性で、かつ微量の油脂成分が含まれています。そのため、食器用の中性洗剤を使って掃除をすると落としやすくなります。
<準備するもの>
・食器用中性洗剤
・水
・スプレーボトル
・スポンジ
・ぞうきん数枚
食器用中性洗剤の割合は、洗剤1:水100が基本です。水垢の程度に応じて濃度を調節しましょう。
<手順>
1.洗剤液を水垢部分に吹きかける
2.そのまま少し放置する(キッチンペーパーでパックするとより効果的)
3.スポンジでこする
4.水に浸したぞうきんでふき取り、乾いたぞうきんで乾拭きして仕上げる
頑固な水垢が取れない場合は、窓の内側と同様に、メラミンスポンジや鏡のウロコ取りなどを使ってもOKです。
また、歯磨き粉を少量の水で溶いたものをスポンジにつけ、研磨する方法もあります。
窓の水垢を取ってクリアな視界を楽しもう!
窓ガラスに水垢が付着したままだと、外の景色が曇って見えてしまいます。水垢を内側・外側の両方から落としてあげれば、外の景色もクリアになり、楽しめるようになりますよ。
水垢掃除をしたあとは、水滴がついたらこまめに拭くとともに、定期的に窓の掃除をするように心がけましょう。少しの心がけで、きれいな窓をキープしやすくなります。
ガラスに関するご相談はお気軽にお問合せください。
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