タンクレストイレのメリット&デメリットとは?

20201204 すっきりした佇まいとデザイン性の高さが魅力的な「タンクレストイレ」。 近頃はタンクレストイレの製品バリエーションが増えてきたこともあり、ご自宅に設置する方が増えつつあります。 そこで今回は、タンクレストイレのメリットやデメリットをご紹介します。


タンクレストイレのメリットとは?

「タンクレストイレ」とは、便器の後ろにタンクがないトイレのことです。タンク式はタンク内に貯めた水の勢いで流す仕組みですが、タンクレストイレは水道にそのまま直結しているという違いがあります。

デザインがよく、省スペース

タンクレストイレにはおしゃれなデザインの製品が多く、スタイリッシュな雰囲気が魅力です。
タンクがない分、トイレ内がすっきりとした印象になるほか、タンク式トイレに比べて便座本体の奥行きも短く、全体的にコンパクトな印象です。 限られたトイレ内のスペースを広く使えるようになるため、トイレが広く感じられます。

掃除が楽になる

タンク式トイレの場合、便器とタンクの間にすきまが生じるため、掃除が大変なことも。 タンクレストイレは、タンクがないため掃除が短時間で終わります。
また、製品によっては自動で汚れやニオイを取ってくれるものもあります。こうしたタンクレストイレを導入すれば、お手入れの手間も減らせますね。

節水効果に優れている

タンクレストイレには水を溜めるタンクがない分、節水機能に注力している製品が多いという特徴があります。節水機能に優れているものなら、水道代の節約にもなるでしょう。

連続で水を流せる

タンクレストイレはタンクに水を溜める時間が必要ないため、連続で水を流すことができます。朝の忙しい時間帯でも、タンクに水が溜まるのを待たずに済みます。



タンクレストイレのデメリットとは?

タンクレストイレにはメリットも多い反面、デメリットも存在します。設置したいとお考えの方は、デメリットも知ったうえで検討してみましょう。

停電時に手動で水を流さなくてはならない

タンクレストイレは電気で作動する仕組みになっています。そのため、停電時には作動しなくなります。
製品によっては手動レバーもついていますが、水の補給に関してはバケツなどを使って手作業でおこなう必要があります。

手洗いスペースがない

タンク式トイレの場合はタンクの上で手を洗うことができます。一方タンクレストイレの場合は、手を洗うところがありません。そのためトイレ内に洗面スペースを設けるなどの工夫が必要になります。

水圧によって設置場所に制限が出る

水道から直結式になっているタンクレストイレは、水圧に影響を受けやすいという特徴があります。設置場所によっては十分な水流が得られず、汚れを流しきれない可能性が高いです。特に、水流が弱くなる2階や3階のトイレに設置するのは避けたほうがいいでしょう。

温水洗浄便座のみを交換することができない

タンクレストイレには温水洗浄便座が一体になっているものが多くみられます。そのため、温水洗浄便座が気に入らなかったり、故障したりした場合は、温水洗浄便座だけを取り換えることができません。



おしゃれなトイレにしたい方は、タンクレストイレがおすすめ

タンクレストイレは見た目も美しく、節水・連続で流せるなどのメリットがあります。その一方で、2階以上のトイレには水圧の関係で不向きである場合が多いこと、停電時に使いにくいことなどは注意したい点でしょう。 メリット・デメリットの両方を考慮したうえで、導入を検討してみましょう。


水回りのトラブルでお困りの方はお気軽にお問合せください。


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