珪藻土バスマットっていいの?メリット・デメリットを紹介
最近、「珪藻土」でつくられたバスマット商品が、よく見られるようになってきました。珪藻土は吸収力があるためバスマットに適しているようですが、実際に使うとなるとどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。そこで今回は、珪藻土とはどんな特徴があるのか、珪藻土バスマットのメリット・デメリットについて紹介いたします。バスマットの買い替えを考える際に参考にしてみて下さい。
珪藻土とは?
珪藻土とは、植物プランクトンの一種で藻草の殻が堆積し化石化したものです。珪藻土には目に見えない非常に小さな穴がたくさんあり、水分を即座に吸収し、そして空気中に蒸散してくれる性質があります。
この珪藻土の特徴を活かして、数年前からバスマットやコースター、水切りマットなどが商品化され注目されました。特に珪藻土バスマットは、お風呂上りの濡れた足元をサラっと快適に吸収・速乾してくれるため、人気を集めています。
珪藻土には国内産と外国産のものとがあり、一般的に国内産のほうが吸水性や耐久性に優れ、長く使用できるようです。
珪藻土バスマットのメリット
1.速乾性がある
珪藻土バスマットは濡れてもすぐに表面がサラッとするので、ファミリーで2番目や3番目に入浴する時でも、快適に使用できます。
2.カビが生えにくい
珪藻土バスマットは、吸収した水分をすぐに空気中に発散するため、カビや雑菌が繁殖しづらく、衛生的です。
3.お手入れが簡単
珪藻土バスマットは洗濯が不要です。表面に髪の毛やホコリがついた際は、掃除機で簡単に吸い取ることができます。水分も自然に蒸発されるので、布製のバスマットのように頻繁に洗濯したり干したりする必要がありません。
珪藻土バスマットのお手入れ方法は、月1回程度の陰干しとヤスリかけのみ。これをしておくと、2~3年間は購入した際の色彩や吸収力を維持することができます。
珪藻土バスマットのデメリット
1.丸洗いができない
一般的に珪藻土バスマットは、汚れた足で乗ったり血液や洗剤・入浴剤などをこぼしてしまったりした時でも、丸洗いをすることができません。なお最近では、洗剤を使用して水洗いができるタイプもあるようです。
2.冬は冷たい
珪藻土バスマットの触感はひんやりとしているので、冬は足を乗せた時に冷たく感じます。これは、湿った布製のバスマットのひんやり感と同等だと感じるかもしれません。
3.折りたためない
珪藻土バスマットは折りたたむことができません。そのため、購入する前にサイズをしっかり確認しましょう。また、普段づかいをしない場合は、収納場所をしっかり確保することが必要となります。
4.重量がある
珪藻土バスマットは、布製のマットに比べて重く、落とすと割れたり削れたりする場合があります。掃除や移動させる際は注意しましょう。
5.捨て方に注意
珪藻土バスマットを捨てる際は、自治体によっても異なりますが、不燃ゴミか粗大ゴミとして捨てるケースが多いようです。ところが多いのではないでしょうか?特に30㎝以上のサイズの場合は、廃棄に手間がかかる場合もあるので、注意が必要です。
珪藻土バスマットは、優れたメリットが多いことがわかりました。特に、毎日のお手入れや脱衣所のカビの発生が気になる場合には、おすすめしたいところです。しかし一方で、気になるデメリットもあります。冬場のひんやり感や、丸洗いできないというデメリットを回避するために、珪藻土バスマットの上に1枚薄手の布製マットを重ねるのもいいかもしれません。
量販店などさまざまなお店で販売され、デザインもバラエティが増えてきましたので、珪藻土バスマットが気になる方は、一度検討されてみてはいかがでしょうか。
水回りのトラブルでお困りの方はお気軽にお問合せください。
タグ:お風呂