自転車ロック、ナンバー式とカギ式の違いとは?
自転車のロックには主にナンバー式とカギ式の2つがありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
今回の記事では、ナンバー式・カギ式のメリットやデメリットをご紹介します。自転車にカギを取り付けるときの参考にしてみてください。
ナンバー式のメリット・デメリットは?
ナンバー式ロックの大きなメリットは、カギを無くす心配がないことです。カギ式の場合は常にカギを持ち歩かなければなりませんね。
ナンバー式なら、そもそもカギが必要ありません。
また、ポケットやかばんからカギを出す必要がないので、「荷物が多い」「小さな子供を抱っこしている」といった場合でも、サッと開錠することができて便利です。
さらに、夫婦や兄弟・親子のあいだで暗証番号を共有し、カギの受け渡しをせずに自転車をシェアする……といった使い方ができることもメリットの一つです。
ただし、ナンバー式ロックには「暗証番号を忘れるとカギが開けられなくなる」というデメリットがあります。
これを防ぐために、スマホやメモなどに番号を控えておく必要があるでしょう。
また、番号が合いさえすれば道具なしで開錠できてしまうので、ゾロ目や誕生日など、他人から推測されやすい番号を設定しないようにすることも大切です。
カギ式のメリット・デメリットは?
カギ式ロックのメリットは、防犯性が高いことです。ナンバー式(特に3桁)ロックの場合、手あたり次第に数字を合わせていくだけで開けられてしまう恐れがあります。そのため、駐輪時間が長くなるほど盗難に遭う可能性も上がってしまうのです。
しかし、カギ式の場合はカギ自体がないと開錠できませんし、金属製のロックを切断するとなると大掛かりになりますので、泥棒も手を出しにくくなります。
通勤や通学などで、自宅以外の場所に長時間駐輪する場合、カギ式にすると盗難被害に遭う可能性を最小限に抑えられるでしょう。
カギ式ロックのデメリットは、カギを無くすと開錠できなくなることです。
これはスペアキーを持ち歩くことで解決しますが、もしスペアキーを持っていないときに出先でカギを無くしてしまったら、出張のカギ開錠サービスを利用して開けてもらうか、近くの自転車店でロックを壊してもらうような事態になります。
さらに、カギが盗まれてしまった場合は自転車も盗まれるおそれがあります。
カギ式にはこのように「カギを無くす・盗まれる」といったリスクがあることも覚えておきましょう。
自転車のロックは、使い方やライフスタイルに合わせて決めよう
ナンバー式・カギ式にはそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらが良いかは自転車の使い方やライフスタイルによって変わります。
また、盗難が心配な場合はそれぞれを組み合わせて、2重ロックにするのがおすすめですよ。安心して自転車を利用できるよう、しっかりと防犯対策をしておきましょう。
鍵をなくしてしまった方はお気軽にお問合せください。
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