窓の防犯性の高さを示す「CPマーク」とは?
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「CPマーク」とは?
CPマークとは、防犯性の高い建物部品であることを示すマークのことです。 「CP」は「Crime Prevention(防犯)」の頭文字「C」と「P」をシンボル化したものです。 CPマークの使用は、警察庁・国土交通省・経済産業省と日本サッシ協会を含む民間の建物部品関係団体で構成された、防犯性の高い建物部品の開発と普及をすすめている「官民合同会議」での厳しい防犯性能試験に合格し、侵入犯罪に5分以上耐えられると評価された建物部品にのみ認められています。 対象となる建物部品は、ホームページで公開されている「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載されています。 基準となっている「5分」という時間ですが、これは窃盗犯の約7割が侵入をあきらめるとされている時間です。CPマークのついた製品にはどのようなものがある?
CPマークのついた製品には以下のようなものがあります。 製品ごとの特徴をご紹介します。・窓
住宅への侵入場所の約6割が「窓」からだということがこれまでのデータからわかっています。 そのため、窓をより防犯性の高いものに変えるだけで、住宅への侵入を未然に防ぐことができるといえます。 CPマークのついた防犯性の高い引違い窓の特徴は、まず防犯ガラスであること、そして容易に外しにくい外れ止め構造になっている防犯サッシを使用していることです。 さらに、ロック付きのクレセントであることや、2ヶ所をロックする補助錠がついていることで、容易に開けられないようになっています。・玄関ドア
玄関ドアの防犯ポイントは、2ロックであること。 その上部と下部の1つ以上に鎌デッド錠がついていることで、バールなどによる錠の破壊を防ぎます。 ドアの材質は、金切りばさみなどで破られにくい材質を使うなど、強固なつくりになっています。 また、着脱式サムターンであればさらに防犯性を高めることができます。・勝手口
防犯性の高い勝手口のドアの特徴は、防犯ガラスを使用していること、そして上部と下部の2ロックで、1つ以上に鎌デッド錠がついていることです。・面格子
トイレや浴室についている面格子も防犯性の高いものを選ぶことをおすすめします。 面格子の防犯ポイントは、外されにくく切断されにくい材質と構造になっていることです。 また取付け部も堅固なつくりになっています。・シャッター、雨戸
CPマークのついた防犯性の高いシャッターや雨戸は、金切りばさみなどで破られにくい材質を使用し、強固なつくりになっています。リフォームするなら防犯性の高いCPマーク製品を
窓などから侵入する窃盗犯やストーカー犯罪を未然に防ぐには、窓とドアの防犯対策が重要です。 セキュリティのしっかりとした窓とドアは、リフォームで手に入れることができます。 簡単なものだと、今ある窓やドア枠に新しいCPマークのついた製品を上からすっぽりかぶせる「カバー工法」というリフォーム方法がおすすめです。 これなら短時間の工事で防犯性を高めることができますよ。![「CPマーク」とは?](https://sp-life.jp/wp-content/uploads/2019/06/20190610_02.jpg)
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