網入りガラスは「錆・熱割れ」に修理する際に要注意!

網入りガラスは「錆割れ」に要注意! 網入りガラスは防火対策として優れた硝子ですが、硝子そのものの強度としては一般的な硝子とそこまで変わりはありません。
そのため網入りガラスも他の硝子と同じくさまざまな理由で割れてしまうことがあります。
その中の1つとして「錆割れ」というものがあり、網入りガラスを使用する際には気を付けておくべき内容です。
今回はこの錆割れについて説明し、錆割れを予防する方法をご紹介します。

なぜ網入りガラスは「錆割れ」を起こしてしまうのか?

錆び割れを発生させてしまう原因は「硝子内に取り込まれている網」にあります。
網が錆びてしまうと今までの太さの網よりも膨張してしまいます。ワイヤーでできたこの網は、網入り硝子の特徴そのものですが、だからこそ通常の硝子には起こらない原因となるのです。
最近は錆割れに強い「強化網入り硝子」なども開発されつつありますが、硝子はもともと脆い素材なので、網の錆付きで興る圧力によってひび割れを起こしやすいのです。

そもそも網入り硝子は「火事などで硝子が割れても破片が飛び散らないように」という発想から作られたものなので、錆割れが起きても破片がそこまで飛び散ることはありません。
しかし割れ方によっては隙間ができてしまい、そこから風が吹き込む可能性もあります。こうなってしまうとそのまま放置しておくというのも難しくなってしまうでしょう。
網入り硝子を使っている方は、錆割れは発生するリスクを抑えるための予防策を取っておくことをおすすめします。
網入りガラスは火災や飛散防止の用途で使われるます。また窓部分の温度差でガラスがヒビ割れる事もあるので施工する際には確認して設置する必要があります。
賃貸の場合は管理会社やオーナーに確認して保険などで補修して貰える可能性があります。

網入りガラスの錆割れを防ぐに予防策

網入り硝子は「錆割れ」に要注意! 前述の通り、錆割れは網入り硝子に埋め込まれている網の部分が錆びて劣化してしまうことから発生します。網部分が錆びる原因は「雨水による劣化」と「経年劣化」の2種類があり、これらを双方から防ぐ方法を考えていくことが予防策と言えるでしょう。

・雨水による劣化を防ぐ
浴室など水回りにある窓や水抜き孔がないサッシなどの場合、硝子から滴る水を逃がすことが難しいため、そこから錆びを発生させてしまう可能性があります。
サッシの中に水を入れないようにしたり定期的に部屋を換気したり、雨水を逃す(取り込みにくくする)対策を取っていくことで、劣化していくスピードを遅くすることができます。

・経年劣化を防ぐ
頑丈な加工をしている硝子でも、長期間使っていると劣化して割れやすくなってしまいます。
表面に白い雲のような汚れができたり、無色透明な硝子に色が付いているように感じたら、それは劣化のサインかもしれません。錆割れが発生してしまう前に硝子の交換を行うなど、早め早めに対策をとりましょう。

網入りガラスは通常の硝子と同等の強度しかないため、メンテナンスに関しても普段の硝子のようにチェックしておく必要があります。突然の錆割れを発生させないように、あらかじめ予防しておくよう心がけましょう。



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