ドアクローザーのネジが外れた場合や、ネジを元に戻せない場合の対処法

ドアクローザーのネジが外れてしまった場合、使い続けるとドアクローザー自体が故障したり、外れたり、ドアに問題が発生する恐れがあります。本記事では、ドアクローザーのネジが外れる可能性のある箇所や、ネジが外れてしまった場合の対処法について紹介します。

 

ドアクローザーのネジが外れてしまうと、戻そうとしても元に戻せない状態に陥ることがあり、非常に困ります。ただ単にネジが外れてしまうだけでなく、ネジが外れたまま使い続けるとドアクローザーが故障し、ドアに不具合が生じる可能性があります。

このため、ドアクローザーのネジが外れる可能性の高い箇所や、ネジが外れて元に戻せない場合の対処法について知っておくことは重要です。本記事では、これらのポイントについて詳しく解説します。

 

ドアクローザーのネジが緩む可能性がある箇所

通常、ドアクローザーの取り付けには1つのネジだけでなく、複数のネジが必要です。そのため、もしドアクローザーが緩んだ場合、問題の原因となっている具体的なネジまたはネジ群を特定することが重要です。

そのためには、ドアクローザーの取り付けに一般的に使用されるネジの位置について理解することが必要です。

 

ドアクローザーのネジが外れる可能性がある場所はドアクローザー本体部分

ドアクローザーの本体は、通常、扉にネジで固定して取り付けます。基本的には、本体の両側に上下2本ずつ、計4本のネジを使用して取り付けます。

しかしながら、毎日の扉の開閉による振動などの影響により、ネジがゆるんでしまい、外れてしまうことがあります。

 

ドアクローザーのネジが外れる可能性があるのはブランケットのネジ部分

ブラケットとは、扉の上枠に取り付ける部品のことです。扉の枠の形状や大きさに応じて、異なる種類のブラケットを使用する必要があります。

通常、3〜4本のネジを使用して、上枠にブラケットを固定します。しかし、長年にわたるドアの開閉による振動などにより、ネジがゆるんでしまうことがあります。同様に、ドアクローザー本体もこのような問題に見舞われる可能性があります。

 

ドアクローザーのネジが外れる可能性があるのは、速度調整するネジ

ドアクローザーの本体側面には、速度調整用のネジが備わっています。ドアクローザーの種類によって異なりますが、通常は1～3本のネジが存在します。これらのネジを回すことで、ドアの閉まるスピードを調整することができます。

 

ドアクローザーのネジが外れてしまい、元に戻すことができない場合の対処方法

ドアクローザーの本体やブラケットは、複数のネジで固定されています。一本のネジが外れた場合でも、ドアの開閉には大きな問題が生じることはありません。しかしながら、複数のネジが外れたままの状態では、残りのネジやドアに負荷がかかり、ドアの開閉時に異音が発生したり、ドアクローザーが脱落する恐れがあります。

しかし、ネジを再度締め付けようとしても、元の状態に戻すことができない場合があります。そこで、以下では、ネジが元に戻らない場合の対処法を紹介します。

ドアクローザーのネジが外れて元に戻せない空回りしてしまう場合

ドアクローザーやブラケットのネジが緩んでしまい、元に戻そうとするとネジが空回りして締め直せない場合があります。このような場合には、ネジ穴が広がってしまっているためにネジが効かなくなっています。

そこで、ネジ穴を埋めることで、ネジが効くようにすることができます。ネジ穴を埋める方法は以下の通りです。

【用意するもの】 ・爪楊枝もしくは割りばし ・木工用ボンド ・カッターナイフもしくはニッパー ・ドライバー

【手順】

1. 爪楊枝の先端に木工用ボンドを塗ります。
2. 1で塗った爪楊枝をネジ穴に差し込みます。
3. ボンドが乾いたら、ネジ穴から出ている爪楊枝の部分をカッターナイフもしくはニッパーで切り落とします。
4. 穴を埋めた部分にネジを止めます。

ネジ穴が大きい場合には、爪楊枝の代わりに割りばしを使用すると良いでしょう。以上が、ドアクローザーやブラケットのネジ穴を埋める方法になります。

ドアクローザーのネジが外れて元に戻せない速度調整用のネジ

ネジを回す際に過剰な力を加えると、速度調整機能を調整するためのネジが外れ、油漏れが発生してしまうことがあります。このような場合、ネジを元の位置に戻すことはできず、ドアクローザーを新しいものに交換する必要が生じます。油漏れが発生すると、ドアクローザーの注油ができず、その機能が損なわれてしまいます。

ドアクローザーのネジが外れて元に戻せない業者に頼む場合

自分で対処しても修復できない場合や、速度調整用のネジが緩んでいる場合は、修理や交換を専門業者に依頼することがお勧めです。

業者によって料金は異なるため、相見積もりをして複数の業者から料金を比較することをお勧めします。

例えば、ドアクローザーの修理や交換を生活トラブル救急車で依頼する場合の料金表を参考までにご紹介します。しかし、正確な料金は無料の現地見積もりで伺った後に、見積り書を提供しています。

ドアクローザー修理・調整　9,900円～

ドアクローザー交換　19,800円～

ドアクローザー新規取付 25,300円～

まとめ

今回は、ドアクローザーの取り付けネジが緩む原因と、ネジが外れてしまった場合の対処方法についてご説明しました。

ドアクローザーは、扉を開閉するたびに強い力が加わり、長期間使用することでネジが緩んでしまうことがあります。

そのため、ネジが外れる前に定期的にチェックし、緩んでいるネジがあればすぐに締め直すことが重要です。

もしネジが外れてしまった場合は、自己修理する前に専門業者に相談することをお勧めします。ネジを無理に戻そうとすると、修理が難しくなる可能性があります。

生活トラブル救急車では、ドアクローザーの修理や交換を承っています。無料の現地見積もりを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

※ドアクローザー交換でホームセンターを利用する方法徹底解説