使いやすいのを選ぼう!金庫の鍵の種類について
目次
金庫の鍵にはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴を持っています。金庫本体だけではなく、鍵の種類によっても使い勝手が変わるため、鍵の特徴を知っておきましょう。
ここでは、金庫の鍵にはどういう種類があるのかについてご紹介します。
金庫の鍵にはどのような種類がある?
金庫の鍵にはさまざまな種類があります。代表的な鍵の種類を5つご紹介しますので、順に見てみましょう。
ダイヤル式
つまみを回して番号を合わせるダイヤル式は、金庫の鍵の中でもっともオーソドックスといってよいでしょう。番号を合わせる回数は1~4回と幅があり、金庫の形式や大きさ、防犯性が重視される金庫かどうかで異なります。
ダイヤル式の場合電気を使わないため、停電や災害時でも関係なく金庫を開けられるのがメリットです。その一方で、経年によってダイヤルの番号が変わってしまったり、ダイヤル番号を失念したりするリスクがあります。
シリンダー式
シリンダー式は、シリンダー錠に鍵を差し込むタイプの金庫です。ダイヤル式と同じくアナログな鍵のため、電池や電源が不要なのがメリットです。また、施錠・開錠がスムーズにできるという特徴もあります。ダイヤル式やテンキー式の金庫のサブ錠としてシリンダーが取り付けられていることも多く、施錠の工程数は増えますが、防犯性に優れています。
ただし、物理キーのためピッキングのおそれや、鍵の紛失などがデメリットになるでしょう。
ピッキング対策を重視するなら、突破されにくいディンプルキータイプのものを選ぶことをおすすめします。
テンキー式
テンキー式は暗証番号をボタン入力して開けるタイプの金庫です。デジタル型のため暗証番号の変更が容易であることから、金庫の管理者が一定期間ごとに変わる場所(会社や店舗など)での利用が多くみられます。
その一方で、暗証番号の入力中に第三者に番号を知られてしまうリスクや、テンキーの電池切れなどのリスクがあることも覚えておく必要があります。
カードキー式
ICチップが入ったカードで鍵を開けるカードキー式は、カードを差し入れるだけで開錠ができるのがメリットです。また、鍵を開けた履歴が確認できるほか、カードの複製がしにくいため不正開錠されにくいという特徴もあります。カードキーを複製する際にはメーカーに依頼する必要があるため、入手までのタイムラグが生じます。
生体認証式
生体認証式は指紋や顔、静脈、虹彩などの情報を使って開錠をおこなう鍵です。開錠に必要な情報はあらかじめ登録しておく必要がありますが、複数登録が可能なため、金庫を共有する場合に便利です。
読み取り部分が汚れていたり、傷があったりする場合は読み取れない場合があります。
金庫の鍵はどう選べばいい?
金庫の鍵を選ぶ際は「金庫の使用頻度と場所」を考えるとよいでしょう。例えば「自宅用でめったに金庫を開けない」という場合は、鍵開けの手順が複雑なダイヤル式が向いています。「会社や店舗で毎日売上金を管理するため」など頻繁に使用するのであれば、簡単に開けられるシリンダー式、テンキー式などがよいでしょう。
管理者が複数いる場所であれば、開錠の履歴が確認できる生体認証式やカードキー式が向いています。
「どの鍵なら使い勝手が良いか、防犯性は十分か」を考慮しつつ、金庫の鍵を選んでみましょう。
金庫の用途や置き場所に合わせ、使いやすい鍵を選ぼう!
金庫の用途や置き場所によっては、最適な鍵のタイプが変わってきます。
ひんぱんに鍵を開けるなら開けやすい鍵を、あまり開けないのであれば防犯性が高い鍵を選ぶなど、うまく使い分けてみましょう。
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