スーツケースの鍵「TSA」とはどのようなもの?

20190712 01 " width="1000" height="462" class="aligncenter size-full wp-image-25119" /> 海外旅行や長期的な国内旅行にはスーツケースが欠かせません。
特に海外旅行に行くときには万全のセキュリティ対策をしておきたいものです。
鍵がかかるスーツケースを持っておけば、安心して旅行を楽しめます。
近年ではTSAと呼ばれるロックが搭載されたスーツケースも増えていますが、TSAはどんな仕組みなのでしょうか?
この記事では、このTSAについて解説していきます。

スーツケースに鍵をかけてはいけない?

海外旅行のときにはスーツケースに常に鍵をかけておくのが安心です。

しかし、2001年の9.11同時多発テロ以降、飛行機に乗るときの手荷物に関する条件はかなり厳しくなりました。
飛行機の便によっては、乗るにあたってスーツケースに鍵をかけてはいけないことになり、もしも鍵がかかっている場合には係員がロックを壊して検査をすることもあるのです。
鍵を壊されたことに対して乗客は文句を言えませんし、修理も自己負担となります。
さらに、地域によっては空港職員がスーツケースの中身を漁ることが社会問題になっているのです。
TSAロックは、こういったトラブルを解消してくれる鍵として注目を集めています。

スーツケースのTSAロックってどんなもの?

TSAロックというのは、アメリカ運輸保安局(TSA)の認可を受けた鍵のことで、赤いダイヤモンドのようなマークが目印です。
TSAロックがついていれば、スーツケースを預けるときに鍵をかけておくことができます。
この鍵は一般の人では開けることができませんが、合鍵を持っているTSA職員ならば解錠が可能です。
TSAがついているスーツケースならば、中身を検査されるときに鍵を壊される心配もありません。

TSAロックにはどのようなものがある?

TSAの鍵にもさまざまなタイプがあります。
最も多いのは、スーツケースに鍵穴がついており、鍵を差し込んで使うタイプのシリンダーロックです。
ほかに、鍵穴ではなくくぼみに鍵を合わせて使うマグネットロック式のものや、ダイヤルロック式やカードロック式のものもあります。
TSAロックのついていないスーツケースには、別売りのTSAロックを設置することも可能です。
TSAロックのついたベルトをスーツケースに巻いて使っている人もいます。

TSAロックが必要な渡航先は?

TSAはアメリカだけの決まりなので、ヨーロッパへ渡る場合には関係ありません。
アメリカ50州に加えて、グアムやサイパンに渡る場合にもTSAロックつきのスーツケースがあれば便利です。
とはいえ最近では、TSAロック機能がついているスーツケースであっても、鍵をかけずに預けるよう指示されることがあります。
こういった場合には、鍵を壊されるのを防ぐためにも指示に従うのが無難といえます。
 
リフォーム前にショールームをチェックしよう
 
TSAロックは、施錠しておけば一般人には明けられず、TSA職員のみ解錠できるという便利なものです。
しかし、TSAロックがついていても鍵をかけずに預けなければならないこともあるので要注意。
トラブルを防ぐためにも、施錠をせず預け、スーツケースに貴重品を入れないよう心がけるのが無難といえるでしょう。



鍵をなくしてしまった方はお気軽にお問合せください。


棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)

監修者

棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)


株式会社オーケー管理 代表取締役。給水工事主任技術者・排水設備工事責任技術資格者。鍵師養成学校修了。2003年の創業以来、水道・鍵・ガラスの修理事業を全国展開し、20年以上の実績を持つ。生活トラブル救急車の創設者として、現場経験と経営視点から実務的な情報を監修。





藤田 政昭(鍵担当)

執筆者

藤田 政昭(鍵担当)


有限会社カギの修理屋さん代表取締役。創業28年の豊富な実績を誇る鍵・防犯のプロフェッショナル。金庫の鍵開け専門サイトでは公共機関からの依頼多数という実績を持ち、高い技術力と信頼性を評価されています。日本ロックセキュリティ協同組合員として、業界全体の技術向上と信頼性確保にも貢献。28年の経験をもとに、実践的で信頼できる鍵・防犯の情報を執筆しています。


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