窓ガラスが変色してきた?因と対処法を解説

窓ガラスが変色してきた? 原因と対処法を解説 気付かないうちに窓ガラスが変色してきたと感じたことはありませんか?
窓ガラスは半永久的に透明なものだとですが、ガラス表面が白く濁ってきたり茶色っぽくなってきたりと、変色することがあります。これは単なるガラスの汚れではなく、実はガラスの劣化サインなのです。
窓ガラスの劣化が進むと、衝撃に弱くなり、ふとした衝撃や突風などで割れてしまう恐れもあり、大変危険です。 そこで、窓ガラスの変色の原因と対処法について解説いたします。


窓ガラスが変色する原因とは? 

雨や結露による変色

雨や結露などの水分により、ガラスに含まれるアルカリ分がガラス表面に溶け出す現象が起こります。アルカリ分はガラスの溶融時に必要となる成分なのですが、溶け出してしまったアルカリ分を長く放置していると、白濁色に変化してしまいます。その結果、ガラスに変色が起きてしまうのです。
長い間、窓ガラスの拭き掃除をしない場合に発生しやすく、また、古いガラスでは特にアルカリ溶出が起こりやすいといいます。

太陽光による変色

窓ガラスは日常的に紫外線を浴び続けていますが、その紫外線によって窓ガラスに含まれている成分が化学反応を起こし、変色してしまうことがあります。
また、太陽光の熱をガラスが吸収することで、ガラス内部の温度とサッシ面との温度差が大きいと、熱割れが起こることもあるので注意しましょう。


窓ガラスの変色を防ぐ方法


本来ガラスは耐久性が高く、半永久的に使用できるものです。
窓ガラスの変色は、雨などの水分や紫外線によって起こるものなので、経年劣化が原因だとも言えますが、日頃のメンテナンスなどで変色を起こりにくくすることは可能です。
寿命というよりも、日頃のメテナンス不足の可能性が高いのです。
窓ガラスの変色を防ぐ方法としては、まずは定期的にガラスの拭き掃除を行うことです。特に、結露が起きやすい窓ガラスや、台風など大雨にさらされた窓ガラスは、こまめなお掃除を心がけたいものです。特別な掃除でなくとも、窓ガラスの表面を布などで拭き取るだけで充分です。
また、直射日光がよくあたる窓辺には、日除けシェードやすだれを設置するなどし、太陽光を浴びすぎないようにするとよいでしょう。

窓ガラスの変色は、見た目の悪さだけでなくガラスの劣化のあらわれです。もし変色が進んでしまっている場合は、ガラス破損による事故や空き巣に狙われないためにも、窓ガラスの交換をおすすめします。


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