室内にいても影響を受ける?窓からの紫外線対策

室内にいても影響を受ける? 窓からの紫外線対策 外出する際は、日焼け止めや帽子を着用するなどして紫外線対策をおこなっている人も多いでしょう。しかし、室内でも紫外線による影響があることは、意外と知られていません。紫外線は、窓ガラスやカーテンを閉めていても室内に入ってくるため、対策を立てることが重要です。
今回は、室内で受ける紫外線の影響や対策などについて解説していきます。




窓ガラスをすり抜ける紫外線の影響


紫外線には、主に「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3つがあります。
ここでは、それぞれの特徴について解説していきます。

UV-A

紫外線A波とも呼ばれる「UV-A」は、波長が長いため、窓ガラスや薄いカーテンを閉めていても室内へ入ってきます。
日焼けのように真っ赤になることはありませんが、肌の奥深くにダメージを与え、シミやシワの原因になるとされており注意が必要です。

UV-B

長時間日光に当たっていると、肌が真っ赤になったり水ぶくれができたりします。いわゆる日焼けの状態です。このような日焼けの原因となるのが紫外線B波と言われる「UV-B」。
エネルギーの強い「UV-B」は、肌表面の細胞にダメージを与え炎症を引き起こすため、皮膚ガンやシミを引き起こすと言われています。

UV-C

紫外線の中でも特に強いエネルギーを持つ紫外線C波と呼ばれる「UV-C」。波長が短いため、地表に届く前にオゾン層に吸収されます。
しかし、オゾン層破壊が進む地域では、「UV-C」による危険が問題視されているようです。



窓からの紫外線を防ぐ方法

窓から侵入してくる紫外線対策についておすすめの方法3つをご紹介していきます。

カーテンやブラインドを設置する

カーテンやブラインドを設置することで、紫外線の侵入を防ぐことができます。
特に、紫外線遮光率の高いカーテンであれば、紫外線をカットしつつ明るさも確保できるでしょう。約80~90%の紫外線をカットできると言われています。

紫外線カットガラスに交換する

窓ガラスを紫外線カット加工がされたガラスに取り換えるのも良い方法です。
紫外線カットだけではなく、断熱機能を兼ね備えた製品が多いため、結露を防ぐ効果も期待できます。

紫外線カットフィルムを貼り付ける

紫外線カットフィルムは、窓に貼り付けるだけで手軽に紫外線を防ぐことができるアイテムです。
窓ガラスを交換するよりも費用が安いため、あまりコストをかけたくない人におすすめ。
ただし、貼り付けられない窓ガラスもあるため、注意しましょう。



エコガラスで窓からの紫外線対策

エコガラスと呼ばれる窓ガラスは、特殊な金属膜で表面をコーティングすることで紫外線をカットできます。
Low-E複層ガラスとも呼ばれており、紫外線を防ぎつつも明るさを取り込めるのが魅力。
また断熱効果にも優れており、夏は涼しく冬は暖かい快適な室温をキープできます。
そのため、エアコンの使用頻度が少なくなり節電効果も期待できるでしょう。



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室内にいるとつい怠ってしまいがちな紫外線対策。しかし、窓からは多くの紫外線が侵入し、知らず知らずのうちにダメージが蓄積されてしまいます。そのため、紫外線カット効果のある窓ガラスやカーテンを活用するなどして、紫外線対策をおこなうことが重要です。





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棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)

監修者

棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)


株式会社オーケー管理 代表取締役。給水工事主任技術者・排水設備工事責任技術資格者。鍵師養成学校修了。2003年の創業以来、水道・鍵・ガラスの修理事業を全国展開し、20年以上の実績を持つ。生活トラブル救急車の創設者として、現場経験と経営視点から実務的な情報を監修。





西 和彦(ガラス担当)

執筆者

西 和彦(ガラス担当)


東京都大田区にてガラス専門店を経営。ガラス工事歴20年の豊富な実務経験を持つ。給水工事主任技術者、ガス可とう管接続工事監督者の資格も保有し、住宅設備全般の知識を活かした総合的なアドバイスを提供。窓ガラスの交換・修理から防犯ガラス、断熱ガラスの施工まで、あらゆるガラストラブルに対応してきた現場経験をもとに、実践的でわかりやすい情報を執筆しています。


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