春先のカビ、どう対処すべき?窓周辺のカビ対策

春先のカビ、どう対処すべき? 窓周辺のカビ対策 お部屋のカビのお悩みというと、ジメジメとした梅雨どき特有のものと思われがちです。しかし実は、冬から春へと移り変わる時期にも室内のカビは起きやすいといわれています。
特に気になるのは、結露が起きやすい窓周辺のカビです。もしも窓周辺にカビが見つかった場合には、繁殖する前にきちんと掃除しておきたいですね。 ここでは、春にカビが起きやすい原因と、その対処法について詳しくご紹介します。


春先はカビが繁殖しやすいって本当?

カビは、20度から30度くらいの温度があり、なおかつ80%以上の湿度が保たれた状態で繁殖しやすくなるものです。汚れやホコリの溜まった場所、食品などの栄養がある場所には、特にカビが繁殖しやすいといわれます。
冬場は気温が低く乾燥しやすいため、カビは比較的起きにくいもの。しかし春先は、冷え込む日もあればポカポカと暖かい日もあるのです。また、「菜種梅雨」という言葉で知られるように、春先は雨の日が数日間続くこともあります。すると、結露が起きやすい窓やジメジメとした家具の裏などにはカビが発生してしまうのです。


室内のカビを放置しているとどうなる?

お部屋の窓を不衛生な状態にしているとカビが繁殖して見た目が悪くなってしまいます。さらに、室内のカビはアレルギーや喘息、皮膚炎や感染症の原因となってしまうこともあるため、注意が必要です。
カビの汚れは根を張って繁殖していく性質を持ちます。窓ガラスのツルツルとした面についたカビは比較的落としやすいのですが、窓周囲のゴムパッキンや窓の桟などにカビが繁殖すると落とせなくなってしまうこともあります。


春先のカビはどうやって掃除すべき?

窓などに発生したカビは、軽いものならば中性洗剤で落とすことが可能です。パッキンなどに繁殖したカビを洗剤だけで落とすのは難しいので、カビ取り材を使うとよいでしょう。しつこいカビは、カビ取り剤を塗ったあとにラップをかぶせて密着させ、しばらくおいたあとに布で拭き取りましょう。 カビの掃除をしたあとには、窓や壁に除菌のためのエタノールを吹きつけておくのがおすすめです。


カビの繁殖を防ぐためのポイント

春先は寒い日もあるため換気の頻度は少なくなりがちです。しかし、カビの繁殖を防ぐためにもできれば数時間に1度は換気するようにしましょう。2ヶ所以上の窓を開けて空気の通り道を作ると、換気効率が高まりやすくなります。
結露しやすい時期にはカーテンにカビが生えることもあります。カーテンはこまめに洗濯して、清潔に保ちたいですね。
また、部屋に湿度計を設置して意識的に湿度管理をするのも有効な方法といえます。



日本の住宅は高温多湿になりやすく、掃除を怠っているとカビが発生しやすいものです。特に、春先のカビを放置していると梅雨どきになってからさらにカビが繁殖し、不衛生な住宅になってしまいます。
天気がよく快適な日を選んで、室内をしっかりと換気しながらカビ取りの掃除をしてみましょう。


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